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活動報告

2019年 活動報告のお知らせ

全魚卸 平成30年度第2回会員研修会 出席報告
2019-03-26
平成31年3月26日(火)14時30分より東京都千代田区法曹会館にて、全国魚卸売市場連合会の平成30年度第2回会員研修会が開催されました。 来賓として農林水産省食料産業局食品流通課より武田裕紀卸売市場室長、前田茂課長補佐、川添英記水産物係長が出席され、当協会からは中川竹志会長と阪田克裕専務理事が出席しました。
 
 第2回会員研修会では、全国魚卸売市場連合会中川竹志会長の挨拶と連合会事務局を全青協事務局に併設する方向で進めている旨の説明があった後、来賓の農林水産省武田卸売市場室長から、挨拶に加え卸売市場法及び流通改革法改正のポイントなどについての説明がありました。
 その後、東京海洋大学教授 婁 小波(ろう しょうは)氏から『水産物フードシステムの変容と「魚離れ」問題』と題した講演が行われました。
 講演後、出席者から様々な質問や意見が出され、講師からの丁寧な説明と活発な意見交換も行われました。
 
◆講演の概要
○『水産物フードシステムの変容と「魚離れ」問題
 水産物フードシステムの変容という視点から魚食消費問題(「魚離れ」問題)を再考してみると、魚離れは1976年に朝日新聞に初登場し、その後、政策の枕詞として多用されてきたが、1980年代以降も水産物消費は増え続け、2000年代以降になって減少しているが、寿司や刺身が好きな食べ物ランキングの上位にあるなど消費者ニーズは堅調である。  一方で、国内漁業生産は1984年の1,282万トンのピークから2015年には469万トンへと大きく減少し、国内漁業の供給力が大きく低下していることや輸入も低迷しているといった水産物の供給の変調に、制度流通から関係性取引・産直システムへ、チャネルリーダーが移動し川下規定が定着、高鮮度流通・計画物流の追及へと流通が変調していることなどを様々なデータから示し、これ迄魚離れは消費側の問題として考えがちであったが、生産・供給側、流通側の問題も含めて考える事が重要であるとして、今後については魚食の潜在需要が存在するので、魚食普及や食育などの消費対策とともに、安くて美味しい魚が手軽に入手できない、調理が面倒といった声に応える供給対策や流通対策に力を入れていくことが重要であるので卸売市場の皆様には頑張って欲しいといった概要の講演が行われた。
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